- 今の仕事が自分に合っているかわからない
- 仕事を辞めたいことをは甘えだと考える
- 退職意思を会社になかなか言い出せない
と思うことはありませんか?
仕事を辞めようとしても、「本当に辞めてしまっていいのか」迷ってしまいますよね。
また、仕事を辞めたい理由は人それぞれですが、
辞めたいと思う気持ち自体は何も悪いことではありません。
では、今の仕事を辞めた方がいい人とはどのような人でしょうか?
そこで今回は、
- 仕事を辞めるべきではない人の特徴5選
- 仕事を今すぐ辞めるべき理由7選
- 円満退社のためにやるべきこと
この記事を見れば今後のキャリアアップのために、何をすべきなのかがわかります。
人生の1分1秒を無駄にしないためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
仕事を辞めるべきではない人の特徴5選
まず、今の仕事を辞めるべきではない人とはどんな人なのかをご紹介します。
- 毎日定時退社できている人
- 仕事をしたくないから辞めたい人
- 現職の不満ばかりを言う人
- 寿退社して辞めたい人
- 介護を理由に辞めようと思っている人
それでは詳しく見ていきましょう。
1.毎日定時退社できている人
人手不足が叫ばれる今の世の中で毎日定時で退社できることは、それだけで大きなメリットと言えます。
業務を残さないほど自分に合っている仕事と言い換えることも出来るかもしれません。
また、定時退社できる会社はなかなか存在しないのが現状なので、
転職先で少しでも残業が続くことになれば、それだけで相当なストレスを抱えることになります。
だいちゃん
2.仕事をしたくないから辞めたい人
会社に行きたくない、仕事がだるいと考える人は多いはずです。
ただ、それだけの理由で仕事を辞めてしまっては、他のどの仕事も長続きしないでしょう。
この場合には、今の会社のまま自分が楽しみながらできることを模索するのも良いかもしれません。
3.現職の不満ばかりを言う人
企業に属している以上、自分の思い通りにいかないことは多々あります。
大きな企業ほど組織の体質を変えにくいためか、愚痴をこぼす声も多く聞かれます。
自分に完璧にフィットする会社で働くことは、起業する以外では厳しいでしょう。
したがって、会社への不満は就職する限りつきまとうものなので、退職理由とするのは危険です。
4.寿退社して辞めたい人
「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」という考えもありましたが、これはすでに時代遅れです。
下記の図表は「共働き等世帯数の年次推移」を表したものですが、1990年代をさかいに専業主婦と共働き世帯が逆転しています。
出典:厚生労働省
これは女性の社会進出や経済的不安等が要因と見られます。
女性が結婚を機に退職すると、それまでのキャリアが一旦途切れてしまうリスクや、すぐに出産等で休むのではないかと転職活動に苦労することも多いです。
5.介護を理由に辞めようと思っている人
親の介護を理由に仕事を辞めることは、その後の人生に大きなリスクを及ぼします。
親の定期収入として年金があったり、自分の貯蓄と取り崩せばある程度は生活できるでしょう。
ただ、親が亡くなった後は年金収入もなくなり、長期間仕事から離れていた場合には再就職も困難になります。
まずは会社に相談して時短勤務をしたり、介護休業を取得する等、仕事を辞めずに介護できる体制を整えましょう。
仕事を今すぐ辞めるべき理由7選
仕事を今すぐ辞めるべき理由は以下の7つです。
- 人間関係で悩んでいる
- やりがいを感じられない
- 給料が見合っていない
- 会社の社風が合わない
- 会社に将来性を感じない
- 仕事の内容が自分に合っていない
- 残業や休日出勤が多い
仕事を続けるべき場合と
今すぐにでも仕事を辞めたほうが人生や生活が好転する場合があります。
それでは詳しく見ていきましょう。
1.人間関係で悩んでいる
実際に仕事を辞めた理由として圧倒的に多いのが、人間関係です。
場氏や同僚との関係に悩み、会社に相談して異動や転勤等の策を講じてもらえるならまだ良いのですが、それでも解決しない場合には、いっそ辞めてしまった方が良いでしょう。
なぜなら、他人の考えや性格を変えることはできないからです。
2.やりがいを感じられない
自分のやりたいことができなかったり、達成感が得られなければ、仕事へのモチベーションはますます下がっていくばかりです。
仕事へのモチベーションを高め、よりクリエイティブな業務を行っていくためにも、一度仕事を辞めて別の職場を探した方が賢明です。
だいちゃん
3.給与が見合っていない
自身の業務量と給与額が合っていないと、仕事に励む気持ちにはならないですよね?
また正当な評価をしてもらえていないとも言えます。
さらに自分のライフプランを考えたとき、現在の給与額で足りているかどうかも一つの指標となるかもしれません。
自分が求める昇給が望めない場合には、別の会社でのキャリアアップを考えましょう。
4.会社の社風が合わない
社風とは「会社の雰囲気」であり、人間に例えると人柄に当たるようなものです。
- アットホーム
- 体育会系
- チャレンジしやすい 等
このような社風を変えることは相当困難であるため、自ら会社を離れた方が良いでしょう。
5.会社に将来性を感じない
今後衰退していくとされる業種や、未だにテレワーク や電子化を進めることができていない企業には、見切りをつけることも必要です。
将来への明るい展望がなく、いつ倒産するかもわからない企業で働き続けるよりも、
より未来のある企業に転職した方がやる気も出るはずです。
6.仕事の内容が自分に合っていない
仕事の内容が自分に合っていないほど、苦しいことはありません。
異動や転勤に伴い、仕事の内容がガラリと変わることもあります。
スキルや性格に見合わない業務をすることは、自分にとってもストレスが溜まり、会社にとっても非常に効率が悪いことです。
会社に相談して業務内容が好転しない場合には、自分に合った職を探しましょう。
7.残業や休日出勤が多い
現代の世の中の人の多くは「ワークライフバランス」を重要視しています。
ワークライフバランスとは、仕事とプライベートのバランスが取れた状態のことです。
プライベートの時間を圧迫してくる残業や休日出勤が多いと、体調を崩したり、精神的苦痛も増加します。
しっかり仕事とプライベートのバランスが取れた会社に転職することをお勧めします。
仕事が辛くて辞めたいときの3つの対処法
仕事が辛くて辞めたいときにしてほしい対処法を3つご紹介します。
- 上司や同僚に相談する
- 休職してみる
- 転職する
上記の項目からあなたの心境や状況にあった方法を選びましょう。
順番に実行していくこともおすすめです。
それでは詳しく見ていきましょう。
1.上司や同僚に相談する
まずは周りの上司や同僚に相談してみましょう。
相談することで会社での待遇が改善されたり、アドバイスをもらって心境も変化するかもしれません。
自分だけで考え込まず、周りの人に悩みを打ち明けることも大切です。
だいちゃん
2.休職してみる
一度仕事から離れてみるのも一つの方法です。
今の仕事と距離を置くことで、仕事の良いところや悪いところを見つめ直すきっかけになったり、別のことで新たに挑戦したいことが見つかるかもしれません。
ただし会社によって異なりますが、自己都合による休職中は「無給」となる場合がほとんどのため注意が必要です。
3.転職する
いち早くつらい状況を打破するには、転職してしまうことがイチバンです。
仕事内容や周りの環境に悩んでいるのであれば、転職をして環境や自分の立場をガラリと変えてしまうのが最適な方法です。
転職する際には「転職エージェント」を利用するのがおすすめです。
参考 リクルートエージェント公式サイトだいちゃん
仕事を辞める際の一般的な流れ
いよいよ仕事を辞めようと決意したとき、何をしたら良いか。
一般的な一連の流れをご紹介します。
1.転職活動を含めた全体スケジュールを組む
何事も計画が大切です。
無計画のまま仕事を辞めてしまうと、転職先がすぐ決まらなかったときにブランクの期間が生まれ、さらに不利な状況を作ってしまうリスクがあります。
在職中から転職活動を行い、次の仕事を決めてから退職しましょう。
また民法では、退職日の2週間前までに退職を申し出ることで、問題なく雇用関係を終了できると定めています。
会社ごとに就業規則等で退職について定めていることも多いですが、法律が優先されます。
そのような定めもあることから、退職の約3ヶ月前から転職活動を始めるのが良いでしょう。
2.退職意思を伝える
転職先が決まったら、まず会社に口頭で退職意思を伝えましょう。
その際に退職する日や引き継ぎの流れなどを相談するのがおすすめです。
また引き留め等で希望の退職日より先の日にちを提示されることもありますが、転職先に迷惑がかかる恐れもあるため、退職日はずらさない方が良いです。
3.退職願(退職届)を提出する
退職日と引き継ぎの流れが決まったら、書面でしっかり退職意思を示すためにも退職願や退職届を上司または会社に提出しましょう。
この退職願や退職届を上司または会社が受理することで正式に退職することが決まります。
これらを準備する際には、正しいフォーマットに注意し、マナーを守って提出しましょう。
だいちゃん
4.残務整理や引き継ぎを行う
退職するまでの間に、自分の業務をできるだけ完了させ、後任の方への引き継ぎも行いましょう。
引き継ぎの際は口頭で説明し、意思疎通を図りながら、相手のわからないことをクリアにしておきます。
また有給休暇が残っている場合には、退職日までに消化できるようにしましょう。
仕事を気持ちよく辞めるためにすべきこと
自分にとっても、会社にとっても気持ちよく仕事を辞めるためにすべきことをご紹介します。
- 自分の中で明確な退職日を設定し、転職活動を行う
- 退職の意思を伝えるなら、繁忙期は避ける
- 退職日の1~3ヵ月前に直属の上司に相談する
- お世話になった方や同じチームの人には直接話をする
- スムーズに引き継ぎを行えるように手順書をまとめておく
- 社内手続きや公的手続きについて調べておく
- 退職理由は前向きな内容を話す
辞める会社が転職先の取引相手になる可能性もあります。
仕事を辞めるとしても、自身の成長をサポートしてもらったり、お世話になった方も多くいることでしょう。
お互いに納得して辞められるように行動することが大切です。
だいちゃん
まとめ:仕事を辞めるべきか見定め、辞める場合には計画的に行動しよう
記事では、仕事を辞めることについて以下の内容でご紹介しました。
- 仕事を辞めるべきか、そうではないかのそれぞれの特徴を見極めよう
- 仕事を辞める際は、転職活動を含めた計画性が大切
- せっかくなら円満退社を目指そう
仕事がつらいならいっそ転職をしましょう。
また、友人や家族、会社の人に今の自分の気持ちを相談するのもおすすめです。
新たな一歩を踏み出し、第二の人生を楽しみましょう。