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Array Labsが2,100万ドル調達、三菱電機と衛星レーダーを事業化

Array Labsと三菱電機が衛星レーダーのAMTI情報サービスを事業化する図解

衛星と搭載レーダーを開発する米Array Labsは7月28日、三菱電機の戦略出資を軸に2,100万ドルを追加調達したと発表しました。三菱電機の出資額は1,000万ドルで、7月24日に手続きを完了しています。両社は複数衛星のレーダーを組み合わせ、広い範囲の動く物体を捉えるAMTI情報サービスを、アジア太平洋地域の安全保障・防衛分野から事業化する計画です。資金だけでなく、日本企業の販売網やシステム構築力を組み合わせる点が今回の特徴です。

三菱電機が1,000万ドルを戦略出資

Array Labsは2019年創業で、小型衛星に載せられるモジュール型レーダーと、複数地点から同じ対象を観測するマルチスタティック方式を開発しています。今回のラウンドには既存投資家のCatapult Ventures、Kompas VC、Y Combinatorも参加しました。

複数衛星で動く対象を広域観測

AMTIは地上の固定物と動く対象を分け、船舶や航空機などの位置や動きを把握する用途を想定します。Array Labsの衛星・レーダー技術と、三菱電機の衛星システム、データ解析、顧客基盤を接続し、アジア太平洋でサービス化を進めます。

資金と販売経路を同時に確保

宇宙スタートアップにとって、大企業の戦略出資は開発資金だけでなく、実証、規制対応、販売までの経路になります。日本企業側も自前開発だけでなく、外部技術を組み合わせて市場投入を早められます。 事業化の時期、契約規模、対象国は公表されていません。安全保障用途では輸出管理や各国規制、観測データの取り扱いも確認が必要です。

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