GitHubは8月6日、企業管理者がGitHub Copilotから接続できるMCPサーバーを一元管理する機能を一般提供しました。`allowedMcpServers`で承認済みの接続先だけを許可し、`deniedMcpServers`で危険または規定外の接続先を明示的に拒否できます。対象はCopilot CLI、VS Code、GitHub Copilotアプリです。開発者ごとの判断に任せていた外部ツール接続を、企業のセキュリティ基準に沿って統制できるようになります。
許可と拒否を企業設定で配布
設定は`.github-private`リポジトリ内の`copilot/managed-settings.json`などで配布します。リモートURL、ローカルコマンド、表示名で照合でき、設定が壊れている場合や確認できない場合は接続を許可しないフェイルクローズ方式です。複数階層のポリシーがある場合は、すべてを通過したMCPサーバーだけが動きます。
表示名ではなくURL・コマンドで照合
表示名は利用者が変更できるため、セキュリティ境界にはURLか実行コマンドを使う必要があります。拒否ルールは許可ルールより優先されます。サーバー管理、MDM、端末上のファイル配布から選べるため、まず少人数へ適用し、業務で必要なMCPと通信先を確認してから広げる運用が適しています。
MCP棚卸しから段階導入へ
企業はAIエージェントの利便性を残しながら、未審査の外部サービスへのコードやデータ送信を減らせます。導入前に現在使われているMCP、所有者、認証方式、送信データを棚卸しすることが重要です。 許可リストを設定しただけで接続先の安全性が保証されるわけではありません。権限、ログ、データ保持、更新時の再審査も必要です。