Intercomは8月6日、Inboxで重複したリードをユーザーへ統合する前に、変更内容を確認できるプレビューを追加しました。統合後に残る属性値を左右に比較し、会話、チケット、メモ、タグ、通話が何件移るかも表示します。リード側のプロフィールを恒久的に削除する操作を確定前に検証できるため、サポート担当者が顧客履歴や重要な属性を意図せず失うリスクを減らします。
確定前に属性と関連データを比較
従来は重複候補を統合する際、確定後にどの値が残り、どの履歴が移るかを十分に見比べにくい状態でした。新しい画面では属性を並べて存続する値を示し、関連データの移行件数も一覧化します。確認するまではデータへ書き込まれないため、担当者は差分を把握してから実行または中止できます。
プレビューは事故防止、重複原因は連携側で修正
重複は、同じメールアドレスへ異なるuser_idを送る、匿名利用からログインへ切り替える、CSV取込時に識別子が変わる、といった連携設計で発生します。プレビューは統合事故を防ぐ最後の確認手段ですが、重複そのものを自動で解消する機能ではありません。安定した一意IDとSDK初期化、取込ルールを揃えることが根本対策です。
統合権限と確認項目を運用に組み込む
顧客情報を統合する前の目視確認が標準化され、問い合わせ履歴を残したままCRMデータを整理しやすくなります。運用では統合できる担当者を限定し、重要属性と移行件数を確認するチェック項目を決めると効果的です。 統合するとリードプロフィールは恒久的に削除されます。似た名前や同じメールだけで同一人物と判断せず、外部IDや契約情報も照合してください。