Intercomは8月4日、Data Connectorsの実行ログ保持期間を標準の14日から7日へ短縮できる設定を公開しました。対象ログには外部APIへ送るリクエスト本文と返ってきたレスポンス本文が含まれます。厳しい情報保持方針を持つ企業が、デバッグに必要な期間を残しながら保存データを早く削除できるようにし、SaaS導入時の調達・セキュリティ審査へ対応しやすくする更新です。
リクエスト・レスポンス本文を7日で削除
設定はワークスペース単位で、7日または14日を選びます。8月4日時点では管理画面からのセルフ設定ではなく、Intercom Supportへの連絡が必要です。Data ConnectorsはFinやワークフローから外部APIを呼び出し、実行結果と本文をログとして残すため、障害調査には役立つ一方、個人情報や契約情報が含まれる可能性があります。
短期保持と障害調査にはトレードオフ
保持期間を短くすると漏えい時の影響範囲や社内規程とのずれを抑えられますが、7日を過ぎた障害の本文調査は難しくなります。Results APIでは期間や成否を絞って実行ログを取得でき、本文は指定した場合に含まれます。必要な監視値だけを外部へ送り、機密本文を恒久保存しない設計との組み合わせが重要です。
送信項目と外部ログを含めて設計
金融、医療、公共分野など短い保存期間を求める組織は、例外申請を減らしてIntercom連携を検討しやすくなります。導入前にData Connectorごとの送受信項目、障害調査手順、社内ログとの役割分担を決めてください。 7日設定だけで法令や社内規程への適合が確定するわけではありません。接続先の保存方針、認証トークン、外部監視ログも合わせて評価が必要です。