埼玉県、石油由来製品の価格高騰に対応する補助金の第1期受付を開始
埼玉県は9月25日、石油などに由来する製品の値上がりや供給不足で影響を受けた県内中小企業向けに、緊急支援補助金の第1期申請受付を始めました。対象は、価格転嫁が難しく、最近1か月の粗利益率または営業利益率が前年同月より5%以上下がった事業者などです。仕入れ価格の上昇分を支える制度と、代替品へ切り替える設備投資を支える制度があります。県外企業や全ての仕入品が自動的に対象になるわけではありません。
第1期は9月25日から11月6日まで
県の案内では、第1期の募集期間は9月25日から11月6日まで。仕入額上昇分や代替品との価格差を支える補助は補助率2分の1、上限100万円です。代替品対応の設備投資支援は補助率4分の3、上限1,125万円としています。対象品目や価格差の証明条件は区分ごとに異なります。
仕入れ支援と代替設備支援の二本立て
仕入れ補助は、指定品目または所定の価格上昇を確認できる品目などが対象です。設備投資は代替品への切り替えに必要な設備に限られ、契約や発注は交付決定後でなければなりません。先に購入すると補助対象から外れるおそれがあります。申請前に利益率の比較資料、仕入伝票、見積書を整理する必要があります。
設備の契約・発注は交付決定後
石油由来の原料を使う県内企業は、値上がり分をすべて自社で吸収する前に対象条件を確認できます。代替品への切り替えを考える企業も、設備の発注時期と事業期間を逆算して計画することが重要です。 交付は審査と決定を経て行われます。上限額を全事業者が受け取れるわけではなく、対象経費や申請書類は県の手引きで確認してください。