
環境省は10月15日、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の導入を支援する二次公募を開始しました。初回締切は10月30日正午、最終締切は11月20日正午です。自治体や民間事業者などが対象ですが、単に新しい太陽電池を買えば対象になる制度ではなく、設置条件などの確認が先に必要です。
二つの締切はいずれも正午必着
事業は、導入初期のコスト低減と、同種の建物などへ広げられる社会実装モデルづくりを目指します。設備の導入を支援し、継続的な需要拡大につなげる狙いです。実施する環境技術普及促進協会が、公募要領、申請書類、質問回答集を公開しています。
設置条件と対象製品を先に確認
環境省の案内では、設置場所の耐荷重が1平方メートルあたり10キログラム以下相当、施設あたりの発電容量が5キロワット以上、自家消費率50%以上などの要件を示しています。対象はフィルム型で、所定の性能評価を受けた製品に限られるため、製品と設置場所の両面を確認する必要があります。
申請と採択、契約の段階を分ける
編集部の見方として、通常の設備を載せにくい建物などで新しい発電の選択肢を検討する契機になります。ただし、締切までの短さだけで判断せず、需要との近さや施工方法、将来の横展開まで説明できるかを整理したいところです。申請準備と、採算・安全性の検討は並行して進める必要があります。 応募と採択・交付決定は別です。補助率や対象経費、契約・発注できる時期は最新の公募要領で確認してください。二つの締切はいずれも正午必着で、最終日の夜まで受け付ける意味ではありません。設備の性能や導入後の効果も、補助制度が一律に保証するものではありません。