
DeepSeekは10月17日、自社の検索エンジンを使うAPIの公開を案内しました。検索で候補ページを探し、取得APIで本文を読む二つの工程を、AIエージェントなどへ組み込めます。モデルの知識だけで答える場合と比べ、新しい資料を調べやすくなりますが、取得できた情報が正しいかの確認は引き続き必要です。
検索とページ本文の取得を分ける
検索APIは質問に応じてページの一覧や概要などを返します。取得APIは指定した一つのページの内容をMarkdown形式で返します。どちらもAPIキーで認証する仕組みです。今回の更新にはモデルの改良も含まれますが、検索結果を集める機能とモデル自体の性能は別の要素です。
成功したリクエストごとの料金
公式ガイドでは、検索と取得をそれぞれ成功したリクエスト単位で課金すると説明しています。通常料金は各1,000回あたり0.75ドルです。一部の開発ツール経由の呼び出しには期限付きの無料扱いがありますが、すべての直接API利用が常に無料になるという案内ではありません。
根拠の確認と外部指示への対策を残す
編集部の見方として、情報を探す処理と、そのページを実際に読む処理を分けると、引用元を追いやすくなります。一方、検索結果の概要だけを見て断定すると、古い内容や文脈の取り違えが残ります。更新日時と原文を確認し、答えに使った根拠を残す設計が重要になります。 取得は対象サイトの公開状況やアクセス方針の制約を受けます。検索側の品質対策は提供者の説明で、誤情報がなくなる保証ではありません。料金や無料期間は利用経路で異なるため、導入前に現行ガイドを確認してください。取得したページ内の指示をAIへの新たな命令として扱わない対策も必要です。