- スマホ料金を今より安く抑えたい
- 格安SIMへの乗り換えが面倒じゃないなら変更したい
- スマホ料金って気づいたら高くなってるけど、格安SIMも実はそうなのでは?
と思っている方も多いのではないでしょうか?
ぼくは2019年に大手キャリアから格安SIMのUQmobileに乗り換えました。
周りの友達から「格安SIMって実際どう?」「料金はどのくらいになった?」と聞かれることが増えましたよ。
格安SIMを使っている人が実際いくら払っているのか、気になりますよね。
そこで今回は、周りの友達と同様に格安SIMが気になり始めている人に向けて、
- 格安SIMで月々の料金を抑えられる理由
- 格安SIMに乗り換えると楽になるポイント
- 格安SIMに乗り換える際に注意するべきポイント
について詳しく解説します。
この記事を見れば、格安SIMを使っている人が支払っているリアルな金額と利用状況を知ることができますよ。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
格安SIMを使った人の6ヶ月分の明細を公開
僕の加入しているプランは「データ無制限プラン+かけ放題はなし」の音声通話付き格安SIMです。
月々のスマホ料金は3,000円ほどになりました。
大手キャリアのときは毎月余裕で1万円は超えていたので、ぼくの場合は毎月7,000円以上浮いています。
なので、2019年〜2022年までの3年間で計算すると、 約252,000円得している ことです。
料金の差は、電話をかけた量で変わっているだけです。
毎月、夫婦で回転寿司へ行っても皿の値段を気にすることなく食べられるくらいの節約ができました!
携帯料金が高くなっている理由4つは?大手キャリアでスマホ代が高い理由
ここでは、大手キャリアのスマホ代がなぜ高くなるのかご説明します。
- プランが合っていない
- いらないオプションが付いている
- 端末代が上乗せされている
- 無料通話の時間を超えて電話する
毎度「契約したときより高くなっている..!」という現象がおこる理由は、時間差でオプション料金がかかっているんですね
それでは、以下で詳しく解説していきます。
1.プランが合っていない
必要でないサービスまで利用できるプランを契約したら、もちろんその分料金は高くなります。
例えば、毎月2GBまでしか使っていないのに、とりあえず50GBのプランに加入しているという人もいます。
最近は外出先でも無料でWi-Fiが利用できるところも増えていますから、心配だからといってデータ容量の多いプランに入る必要はありません。
また、逆に毎月基本料金のデータ容量を超えてしまい、追加で購入している人も要注意です。
気づかないうちに携帯料金が高くなっている可能性があります。
2.いらないオプションが付いている
大手キャリアでは、様々な有料オプションを提供しています。
契約時に説明されたけど、あまり理解せずにとりあえず付けているオプションはありませんか?
また、契約時は実質0円だと説明を受けて付けたけど、数ヶ月で割引が無くなり、気づいたらどんどん高くなっている可能性も高いです。
「◯ヶ月経ったら外せばいいだけなので」と説明されたものの、忘れてそのままにしている方も少なくないでしょう。
それぞれのオプションの月額料金は数百円かもしれませんが、オプションが複数契約されているため毎月のスマホ料金が高額になっているのかもしれません。
3.端末代が上乗せされている
2年ごとの更新のたびにクーポンが出されるから、使えるスマホを下取りに出して新しい機種を買わされていませんか?
端末の購入代金は一括ではなく、月々の利用料金と一緒に分割で払っている人がほとんどでしょう。
毎月のスマホ代が高いのは、端末購入の分割で増えているからかもしれません。
分割払いをしている途中でも、残りの料金を一括で支払うことは可能です。
月々の支払いを減らしたい場合は、端末の購入代金を一括で精算するのがオススメです。
4.無料通話の時間を超えて電話する
無料通話といっても、無料になる通話時間が決められているときがあるので注意が必要です。
つまり、通話時間が決められていることを知らず超過して電話し、追加料金が発生している可能性があります。
無料通話を契約してる方は、本当にこのプランを継続するべきなのかを考えてみましょう。
普段はLINEの無料電話で済ます、音声通話はほとんどしない、という方は無料通話のプランはなくても困らないかもしれませんよ。
格安SIMに乗り換えると楽になるポイント3つ
大手3キャリアから格安SIMに乗り換えたときに、圧倒的にラクになるポイントを3つご紹介します。
- 月ごとにプラン変更ができる
- 2年縛りがない
- 安いから家計に優しい
格安SIMが出てきたことによって、いままでなんとなく制限がかかっていたことが、ほとんどくつがえされます。
それでは、以下で詳しく解説していきます。
1. 月ごとにプラン変更ができる
格安SIMのほとんどは、月ごとにプラン変更することができます。なので自分の利用状況に合わせながら好きな時にプラン変更ができます。
格安SIMによっては、そもそもプランが1つしかなく、選ぶ手間がないのも便利です。
選ぶのはせいぜいデータ容量とオプションをつけるか、の2つくらいです。
たとえば、最初に10GBプランで登録しておき、毎月5GBも使っていないとわかれば、5GBまでのプランに変更すればOKです。
また、格安SIMの多くは余ったデータ容量を翌月に繰り越せるプランもあります。
例えば、10GBプランを利用してみたものの、毎月6GBくらいしか使わない人は、毎月4GBパケットほど余力が出てくることになります。
つまり、10GBプランで余剰ができ、以降3〜4ヶ月は5GBプランに変更する、というサイクルを繰り返せば最低限のプランで格安SIMを利用できるというわけですね。
また、補足として電話のかけ放題プランはなくても困らないかと思います。
格安SIMの多くのかけ放題プランは、10分かけ放題で月額900円ほどかかります。
しかし、通話はLINE電話などの無料アプリで十分ですし、仮に電話するとしても居酒屋や美容院などの予約でしょう。
格安SIMの通話料金は30秒20円なので、その都度100円ほど支払うだけで済みます。
2. 2年縛りがない
格安SIMは、大手キャリアとは異なり2年縛りがありません。
格安SIMの会社にもよりますが、最低利用期間や解約金を設定していないところがほとんどです。
同じ格安SIMでも、プランによって条件が異なりますので、契約を検討している格安SIMがあるなら最低利用期間や解約金についてもあらかじめ確認しておきましょう。
3. 安いから家計に優しい
月々の利用料金はとても重要ですよね。
実際にあった口コミをまとめました。
8年前から格安sim+ポケットwifiで家のネット回線とスマホ代は月5000円以内で収まっている。スマホ代8000円+家のネット回線4000円使っている人と比べると、7000円×12ヶ月×8年=672,000円も得。これってすごくない?しかも誰でもできること。
— みそ@ほったらかし投資で年100万💰 (@miso_mgc) May 27, 2021
格安SIMに変更。年間約36,000円
節約。
使える通信量も増えて得したな🤔— Azumax@Mr.cheat day (@apolosasuke) September 19, 2021
格安SIM運用。何だかんだ楽天モバイルでの電話かけ放題0円+20GBのフジwifiデータSIMで運用してるけど、Wi-Fi環境下にいる事が多く毎月20GBは多すぎるのでフジwifiをy.uモバイルに変更してみる。月5GBだが余りを永久繰越だから、僕の使い方だとすぐに数十GB貯金される予感。月1070円か。通信費安すぎ
— オロゴン@書籍「サイフの穴をふさぐには?」 (@orogongon) October 23, 2021
人によって振り幅がありますが、通信費が3,000円〜7,000円ほど安くなっていますね。
人によってはスマホ代が1,000円程度に収まっています。
もちろん、早く格安SIMに乗り換えたほうがこの恩恵は大きいです。
家計のためにも、なるべく早く格安SIMに乗り換えましょう。
格安SIMに変えるときに注意するべきポイントは2つ
格安SIMに乗り換えする際は、以下の2つのポイントだけ注意しましょう。
- キャリアメールは使えなくなる
- 時間帯によっては通信速度が遅い
上記の2つの注意点は、知っていれば事前に対策ができます。
また、対策さえしてしまえば、大手3キャリアで使っていたときと変わらずに使えますよ。
それでは、以下で詳しく解説しているので見ていきましょう。
1. キャリアメールは使えなくなる
大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールは使用できなくなります。
ただ、今までもキャリアメールを使っていなかったという人にとっては無傷ですね。
キャリアメールを使っていたという人にとっては少々面倒ですが、これを機に無料メールを利用しましょう。
- Gmail
- Yahooメール
- iCloudメール
ちなみに僕はGmailをメインに利用していますが、キャリアメールがなくても全く支障なく使えていますよ。
2. 時間帯によっては通信速度が遅い
格安SIMは、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。
そのため、アクセスが多くなるお昼休みの12時〜13時や、帰宅時間である18時頃は通信が不安定になることが多いです。
メールやLINEといった連絡手段を使用するにあたっては問題なく利用できます。
どうしても動画が観たい、などであればWi-fi環境下での使用をオススメします。
データ容量の節約にもなりますよ。
格安SIMに変えるタイミングはいつが良いの?
結論から言うと、今すぐに乗り換えるべきです。
違約金などもありますが、少しでも携帯代を安くしたいのなら、格安SIMへの乗り換えが早ければ早いほどお得になります。
2019年10月から法が改定され、今まで10,450円かかっていた違約金が大幅に減額されました。
SoftBankは、違約金や2年縛りが完全に撤廃されました。
docomoとauは、1,000円に値下げされています。
ただし、注意があります!
違約金がこの値段になるのは、
- Softbank:2019年9月13日から販売された料金プランの契約者
- docomoとau:2019年10月1日から提供開始された料金プランの加入者
です。
つまり、これより前に契約をした人が、更新期間を待たずに乗り換えようとすると、違約金10,450円を支払わなければなりません。
ただ、違約金を払ってでも早く乗り換えたほうが長期的に見てお得になります。
概算はこちら。
大手キャリアを1年間使ったときと格安SIMに今すぐ乗り換えた場合の比較
大手キャリアを1年間利用し続けた場合、以下の金額がかかります。
端末の分割払いの料金を含めて、月々9,000円ほど支払っていると仮定します。
9,000円×12ヶ月=108,000円
一方で、格安SIMに今すぐ乗り換えて1年間利用した場合、以下の金額がかかります。
UQモバイルの音声通話付き無制限プラン(3,000円)にしたと仮定します。
- 3,000円×12ヶ月=36,000円
- 違約金10,450円
- 合計46,450円
つまり、違約金を払っても、格安SIMに乗り換えれば年間で
10,8000円−46,450円=61,550円
もお得になります。
もし端末代金が残っていたとしても、6万円までなら浮いた分で一括で支払うことができます。
それ以上端末料金が残っていたとしても、確実に2年以内には元は取れるでしょう。
また、これは余談ですが…
ぼくの妻は格安SIMに乗り換えた際、キャンペーンに当選し数カ月間のスマホ基本料金が1690円→0円となりました。
このキャンペーンの適用期間中は、月々のスマホ料金が300円〜400円ほどでしたよ。
妻も元々は大手キャリアで契約しており、端末料金も含めて毎月10,000円以上支払っていました。
違約金も払って格安SIMに乗り換えましたが、ひと月で9,000円以上浮いたので、違約金もほぼ回収できた計算になります。
このように、違約金を支払っても、余裕で元が取れることがお分かりいただけたかと思います。
まとめ|格安SIMは早めに乗り換えた方がお得!
この記事では、格安SIMに乗り換えた人が実際にいくら払っているかをご紹介しました。
- 大手キャリアはいらないオプションが付いているから高い
- 格安SIMは無駄がないので月3,000円ほどで収まる
- 時間帯によって通信速度が遅いが、Wi-Fiに繋げれば問題ない
今のスマホ代が高いと思っているなら、格安SIMに乗り換えるべきです。
違約金があったとしても、長期的に見ればすぐに元は取れます。
格安SIMへの乗り換えを考えていた場合は、今すぐ乗り換えましょう。
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